障がい者スポーツについて理解を深める目的で、東京パラリンピック出場(車椅子バスケットボール競技)を目指す有川美穂選手(名古屋市職員)と今年開催されたリオデジャネイロパラリンピックで日本選手団スタッフを務めた鳥居昭久先生(愛知医療学院短大副学長)をお招きし「出前講座」を実施しました。(10月17日)
最初に鳥居先生から有川選手の紹介と障がい者スポーツやパラリンピックの講話をしていただきました。
東京パラリンピック出場を目指す有川選手の車椅子バスケットボールの演技を見た後、代表生徒数名が車椅子バスケットボールを体験しました。
競技用車椅子を思うようにコントロールできません。フロアーのボールもなかなかつかむことができません。
車椅子ではシュートもリングに届きません。体験した生徒は、車椅子バスケットボールの難しさを実感したと思います。
質疑応答の時間には、車椅子バスケットボールのディフェンスについての質問がありました。鳥居先生と有川選手が実演しました。高速ターンと厳しいあたりに生徒は感心しきりでした。
最後に有川選手から自分の障がいのこと、競技に取り組むなかで自分に自信を持てるようになったことなどの話がありました。
短い時間でしたが、生徒にはとても貴重な経験になりました。